ハマヒルガオとの再会

9月も中旬となっても ここ数日は真夏並みの暑い日が連日続き 冬が待ち遠しい筆者(暑いの苦手なんです。)です。

今から17・18年前のことでしたが、造園材料屋さん(植木の問屋さん)が、

「日本海のとある地区で海浜公園の整備で植栽工事があるんだが 土屋さん 海岸に自生しているハマコウボウとハマヒルガオを2000鉢ずつ苗用のポットに入れて作ってくれないか」

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という依頼があり、会社が海から近いもので 家族・親戚を応援に頼み採取に行ったことがありました。 今 そんなことをしたら「窃盗罪」「環境破壊」などと言われそうですが、当時は問題視することもありませんでした。

そんな思い出のある海岸に 3.11の震災後初めて 地元山武市内の小松海岸(今は通称コマツビーチ)に早朝行ってきました。

この周辺も波打ち際から1kmほど津波の被害に遭い、そのとき運ばれた塩害によって イヌマキ・クロマツ・タブノキ・シノダケ林が葉が赤くなり枯れていました。

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通常マツやタブノキ等は 潮害・潮風に強いとされ 海岸沿いの防風林に使われるほどです。まさかこのように枯死してしまうとは思いませんでした。 一方 同じ条件化のマサキとカイズカイブキはなんら変わった様子がありません。

観察しながら車を進めると コマツビーチに到着。ビーチ周辺は綺麗に整備されておりサーファー達の車が20台ほどでしょうか まばらに止まっています。

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私が子供の頃には海の家が10数件 軒を連ねていましたがそれも見当たらず、無理やり植栽された不似合いなココスヤシが「強い風と冬の寒さで なかなか上へと伸びていけないんだ…」と言っているかのように 申し訳なさそうに立っていました。

ハマヒルガオとハマコウボウも花の時期は終わりどことなく寂しげです。

ココスヤシの間を縫ってサーファー達が波へと向かいます。私が20代の頃はサーファー達も若く 10代や20代だった記憶があるのですが 今海へと向かう彼らも高齢化しているようで ここにも一つ波の影響が出ているようです。