彩園’S日記彩園’Sの日常
♪テレレレレレ~~~~ジュユリメンバ~~タリッララ~ラ セプテンバ~♪ アースウインド&ファイヤーのセプテンバーをお送りしました。この歌、ノリがよく大好きな歌の一つですが、なぜか日本の秋にあまり合わないような気がします。
さて、心配された放射性物質の米への影響もなく、例年どおり稲刈りも終わりました。
深まる秋を感じさせるかのように、畔道には彼岸花が咲き始め夏の暑さも収まっていくのかと思うと、うれしい半面、寂しさも感じる9月の最終日曜日です。
彼岸花といえば、バブル時代にゴルフ場に彼岸花を植付ける工事があり、当時結婚したての妻と工事現場に二人で植付けに行ったことがありました。たしか、夏をむかえる頃で彼岸花は球根の状態で、葉が付いていないものでした。芝を剥がしスジ状に植付けるという工事で蒸し暑く大変な工事と記憶してます。結婚したての妻は、それまで福祉の仕事をしてましたので、野帳場の作業はきつく、時おりしゃがみこんでしまうという状況でした。昼休みは、木につるしておいたあったまった弁当を食べ、休憩もそこそこに植付け作業に専念していました。振り返ってみるとあの時も、夢や希望に向かって必死で働く妻をいとおしく感じたものでした。しかし、今は恐ろしくて口も・・・・・。
9月も中旬となっても ここ数日は真夏並みの暑い日が連日続き 冬が待ち遠しい筆者(暑いの苦手なんです。)です。
今から17・18年前のことでしたが、造園材料屋さん(植木の問屋さん)が、
「日本海のとある地区で海浜公園の整備で植栽工事があるんだが 土屋さん 海岸に自生しているハマコウボウとハマヒルガオを2000鉢ずつ苗用のポットに入れて作ってくれないか」
という依頼があり、会社が海から近いもので 家族・親戚を応援に頼み採取に行ったことがありました。 今 そんなことをしたら「窃盗罪」「環境破壊」などと言われそうですが、当時は問題視することもありませんでした。
3.11の震災から半年、各地の被災地 また 台風の災害で被災されてしまった方々、本当に苦労の堪えないことと思います。
3.11が起こる前から日本の経済状態はきわめて悪く、デフレや極度の円高によって苦しめられて来ました。
私ども松尾花壇もゼネコンのマンション植栽や公共の工事等を手がけてきましたが、工事金額の年追うごとの減少により 2011年3月いっぱいで撤退をしようと考えていた矢先の大震災でした。
3.11の衝撃は非常に大きく、 私たちの心をずたずたに切り裂いてしまいました。
しかし、いつまでも悲観にくれているわけには行きません。顔を上げ前を向いて一歩一歩進んでゆかなければと思います。
株式会社 松尾花壇は2011年9月より「彩園‘S」という新たなプロジェクトで再出発することになりました。 皆様に愛され かわいがられる会社にしていきたいと思います。
彩園‘Sをどうぞ宜しくお願いします。